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リーゼ

リーゼはあがり症に効果あり?根本的にあがり症を改善する方法

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あがり症に効果のあるリーゼを私が使わなかった理由

大勢の前での発表や、就職試験の面接の場面などで、必ず緊張してうまくいかない・・・と悩んでいる人も多いでしょう。
そんな「あがり症」で精神科を受診すると、治療薬として処方されることがある「リーゼ」。「精神科で処方されたけど、
どんな薬か分からず飲むのが不安」という人もいるでしょう。リーゼには副作用があるのか、いつ飲めばいいのか、など気になりますよね。

私もあがり症で心療内科に通っていたことがあります。その時にはリーゼを処方されませんでしたが
調べてみると、リーゼがあがり症に効果が本当にあるのか、疑問点も浮かんできました。そこで、結局リーゼは使わず
あるテキストを使ってあがり症を克服したんです。

その理由をこれから書いていきますね。

リーゼとは

リーゼは、一般名を「クロチアゼパム」と言います。1987年に発売された、抗不安薬の一種です。
リーゼは、不安感や緊張感を和らげて、心を落ち着かせる役割があります。そのため、軽度の症状に対する安定剤として、
精神科で処方されています。

リーゼを服用することで効果のある症状は、不安、緊張、心気、抑うつ、睡眠障害です。また、心身症における身体症状や、
自律神経失調症に伴うめまいや肩こり、食欲不振にも効果があるとされています。主に「不安」や「緊張」に対して、
幅広く効果のある薬と言えます。

長く効果を持続させたい場合は1日3回服用します。あるいは、効果を発揮したい時に合わせて服用する頓服としても用います。
なお、リーゼのジェネリック医薬品として、クロチアゼパム錠が発売されています。

リーゼのメカニズム

リーゼは、ベンゾジアゼピン受容体に作用し、脳の活動を抑えることで不安や身体的な緊張を抑える作用があります。
具体的には、抗不安作用だけではなく、催眠や筋弛緩、抗けいれんといった身体的な緊張を抑えてくれる役目もあります。

リーゼは、作用に対しての効果はいずれも弱く、即効性はあるけれど効果は非常に優しい薬です。そのため、年配の方も
服用しやすい薬と言えます。また、効き目が優しい薬なので、依存してしまう危険性も少なく、身体に与える影響も
少ないのがメリットですよね。

一方で、その効果のマイルドさから、「あまり効果がない」「効かない」といった感想を持つ人もいます。
しっかり効いた!と実感できることが少ないのかもしれません。

なぜリーゼがあがり症に効果的だと言われているの?

リーゼのメカニズムから分かるように、リーゼは脳の働きを抑え、不安感を抑える効果があります。そのため、あがり症の
人があがってしまう場面の前に飲むことで、脳がリラックスでき、精神状態が安定する効果が期待できます。

落ち着いた精神状態で、不安を感じることなく緊張する場面に臨めることで、普段あがり症の人が失敗してしまう場面も
乗り切ることができる場合があるんですよね。ですので、リーゼを服用することは、あがり症に対して
ある一定の効果はあるでしょう。

特にリーゼは、その効果を発揮するまでの時間が1時間程度と短く、即効性があります。そのため、緊張する場面の前に
薬を飲み、すぐに「あがりを抑えられた!」と感じることが多いのです。

また、先述したとおりリーゼは非常にマイルドな薬ですので、あがり症の人に対して一定の効果があり、精神科などで
処方されることが多いんですね。

リーゼには副作用があるの?

薬を服用する際に気になるのが、副作用の有無です。

リーゼは副作用が少ない薬です。しかし、副作用には個人差が大きいため、注意が必要です。
副作用の主な症状は、眠気、ふらつき、倦怠感です。特に眠気が最も多く報告されている副作用ですので、車の運転を
する予定がある時などは服用を避ける方が良いでしょう。

リーゼを服用するタイミングは?

薬の作用時間は比較的短いです。リーゼは、服用してから効果がピークに現れるのが1時間後と言われています。そのため、
最も緊張する場面の1時間~1時間半前頃に服用するのがベストです。

また、薬の半減期(成分の血中濃度が半分になるまでの時間)が6時間となっており、6時間を過ぎると効果が減るため、
長時間効果を持続させたい場合は1日3回服用するのがよいとされています。

リーゼの服用、気を付けた方が良い場合とは?

リーゼは効果も優しく、副作用も少ない薬です。しかし、やはり薬を服用する際には気を付けた方がよい点があります。

リーゼとアルコール、同時に摂取するのは大丈夫?

リーゼを服用する際に、アルコールを摂取するのは控える方がよいとされています。
なぜなら、リーゼもアルコールも、どちらも中枢神経を抑制する作用があり、同時に摂取することで脳の機能を抑え過ぎてしまいます。

頓服ではなく、日常でリーゼを服用している時は、もっと注意が必要です。リーゼもアルコールも、同じように肝臓で
分解される成分です。そのため、リーゼの薬の効果が強まり、かつ、アルコールも分解されやすくなり酔いやすくなってしまいます。
そして、飲酒の習慣があると、肝臓の機能が変化し、リーゼの血中濃度が不安定になり効果が安定しません。

何より、アルコールもリーゼも、同時に飲み続けると身体が双方に慣れてしまい、依存してしまいます。そのため、
効果が表れにくくなるだけではなく、薬の効果が切れた時の反動が著しく悪化してしまいます。

そのため、リーゼを常に服用している時は、なるべくなら習慣的な飲酒はやめるようにしましょう。急な飲み会や
どうしても飲みたい時などは、薬の服用と時間をずらして調整して飲むようにしましょうね。

妊娠中や授乳中にリーゼを服用してもよい?

妊娠中や授乳中に薬を服用することは、お腹の胎児や赤ちゃんへの影響が気になりますよね。薬の中には、お腹の胎児や
赤ちゃんの成長を妨げる、あるいは悪影響を及ぼすということで服用を避けた方が良いものがあります。

リーゼは、妊娠中や授乳中に服用しても問題ない薬なのでしょうか?
リーゼ錠の添付文書には、「妊婦、散布、授乳婦等への投与」として以下の記載があります。

「妊婦(3ヶ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ
投与すること。(妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を
出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある)」

つまり、リーゼそのものでは妊娠中の服用で胎児に影響があったという報告はないようですが、同じような成分を含む薬で
奇形児の報告があり、妊娠初期はなるべくなら服用は避けた方がよいということですね。

同じように、妊娠後期も服用は避けた方がよいとされています。ベンゾジアゼピン系薬剤で、新生児に哺乳困難やチアノーゼと
いった症状が報告されています。中には離脱症状や新生児仮死の報告もあるようです。また、黄疸の増強を起こすことも
報告されており、赤ちゃんへの影響がないとは言えないようです。

一方、授乳中の服用についても、注意点が以下のように書かれています。

「授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けること」

薬の成分が母乳に移行し、赤ちゃんへ影響を及ぼすことが報告されていますので、授乳中の服用も避けた方がよいでしょう。
どうしても服用しなければならない場合は、母乳を止めミルクに切り替えて授乳しましょう。

リーゼを服用して自分自身のあがり症を治療することももちろん大事ですが、お腹の胎児や赤ちゃんを守るのも
お母さんの大事な役割です。産婦人科や精神科の先生と相談しながら、上手に薬を使ってあがり症の症状を
緩和できるといいですね。

あがり症を薬で治す、とはどういうこと?

ここまではリーゼの注意点や、あがり症への効果をご紹介してきました。
そもそも、あがり症を改善するのに、薬というのは効果があるんでしょうか?また、薬の役割とはいったい何なのでしょうか?

実は、あがり症に対しての薬はリーゼ以外にも様々ありますが、大きくは以下の3つの役割に分かれます。

・一時的に薬の力で不安を和らげる
・一時的に薬の力で身体的な症状を抑える
・長期的に薬を使って、不安への過敏さを克服する

まずは、あがってしまう場面に感じてしまう「不安」や「緊張」といった、精神的な不安感を一時的に取り除く役割が重要です。
そして、もう一つ、あがってしまう場面に起こる「震え」や「発汗」などの身体の反応を即効的に抑える役割です。
見た目にも分かりやすい身体反応は、できる限り抑えたいですよね。

この身体的な反応と、不安感の両方を薬で止めることができれば、ひとまずあがってしまう場面は乗り越えられそうですよね。
苦手なプレゼンや面接も、何とかあがり症を抑えて頑張れるかもしれません。

しかし、一時的に薬であがり症の症状を抑えても、次にあがってしまう場面が来てしまうと同じように不安や身体的な反応が
出てしまうことがあります。また、不意で人前に出ることになるなど突発的な場面で薬が飲めないと、結局はまたあがり症の
症状が出てしまって失敗につながりますよね。ですので、長い時間をかけてあがり症を治療していくための薬も必要です。

一時的に不安を軽減させるには

一時的にあがり症の不安感を取り除くために処方される薬は、抗不安薬と言われます。抗不安薬は即効性が期待できるものが多く、
不安や緊張をやわらげ、自律神経を落ち着かせる効果があると言われています。リーゼも抗不安薬の一種です。

リーゼ以外に、あがり症の治療に処方される薬には、デパスやソラナックスがあります。それぞれ薬には効果の特徴があるため、
症状に合わせて処方されます。

一時的に身体的な症状を和らげるには

あがり症の治療薬には抗不安薬がよく処方されますが、抗不安薬だけでは身体に起こる症状を抑えることができない場合があります。
その時は、身体に起こる反応にしっかりと作用する頓服薬を使うこともあります。

具体的には、次のような薬と効果です。

・β遮断薬:インデラル、アロチノロール(震えや動悸を鎮める)
・抗コリン薬:プロバンサイン(汗を抑える)
・制吐剤:プリンペラン、ナウゼリン(吐き気を抑える)

大事な場面で「震えが止まらない」「汗がすごい」と目立って起こる身体的症状がある場合は、このような薬が効果を発します。
中には、抗不安薬を服用しても効果がなかったのに、これらの薬であがり症の症状が落ち着いたという人もいるようです。
恐らく、身体的な症状が落ち着くことで、緊張の場面でも動じずに臨め、精神状態も安定したのかもしれませんね。

長期的に服用してあがり症を治す薬は

一時的にあがり症を克服するのと同時に、根本的にあがり症を改善したい場合は、抗うつ剤を主に使用します。
抗うつ剤の中でも特にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)がよく処方されます。

あがり症で処方されるSSRIは、主に「パキシル」「レクサプロ」「ルボックス/デプロメール」の3種類です。SSRIは
長期間飲み続けることで、少しずつ効果を発揮し、不安感や過敏さを抑えていく効果があります。すぐに効果は
現れませんが、長く服用することであがり症を改善することができます。

リーゼに関するQ&A

よくあるご質問を以下にまとめておきました。回答は一例ですので、詳しくは医師に確認してみてくださいね。参考になればうれしいです!

・Q1:リーゼを服用時にコーヒーや紅茶を飲んでも大丈夫ですか?

・A1:リーゼは精神状態を落ち着ける鎮静剤ですが、一方コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは興奮作用があります。
二つの作用は逆ですので、同時に摂取するとリーゼの効果が薄れてしまう可能性があります。できれば同時に飲むのは
避けた方がいいかもしれませんね。

・Q2:診療内科や精神科でリーゼを処方してもらう場合の費用はいくらくらいかかりますか?

・A2:状況によって金額は変わりますが、心療内科で処方される場合、初診料と合わせて約2週間分で3,000円~5,000円程度に
なるようです。また、診察の内容によっては、リーゼ以外に長期的な改善も必要と判断され抗うつ剤を同時に処方される
こともあるようです。その場合は、さらに費用があがります。

薬の処方に関しては、詳しくは医師の判断になりますが、最初は効き目がマイルドな薬から少しずつ始めていきます。
効果が弱い場合や、効き目が感じられない場合は量を変えたり種類を変えたりします。初回でいきなりたくさんの薬が
処方される場合は、かえって注意したほうがよいでしょう。

・Q3:処方されたリーゼがあまり効いていない気がするので、多めに飲んでもいいですか?

A3:確かにリーゼは、抗不安薬の中では効き目が穏やかで、効果も短時間の薬です。しかし、だからと言って指定以上の
量を服用するのは危険です。副作用が強く出てしまう可能性もありますし、たくさん服用することで次の診察までに
服用するべき薬がなくなってしまいます。

1錠であれば1錠、服用する用量はしっかりと守るようにしましょう。それで継続しても効果が感じられない場合は、
医師に相談し別の薬に変えてもらうなどした方がいいかもしれませんね。

なお、効果の感じ方は人それぞれです。目に分かる効果もあれば、実はしっかりと効いていたということもあります。
気になる症状があれば医師に相談してくださいね。

Q4.あがり症の症状を抑えるには、リーゼと市販薬のイララックどちらが効果がありますか?

A4.イララックとは小林製薬が出している第二類医薬品の薬で、イライラ感や興奮を抑える効果がある市販薬ですよね。
イララックも精神を安定させるという点ではリーゼと同じ役割がありますが、市販薬という点でリーゼよりも効果が落ちて
しまうようです。

また、リーゼとイララックを併用して服用することも、副作用のリスクが増してしまう可能性がありますので、
やめておいた方がよいでしょう。

Q5.リーゼを飲むことで、緊張から起こる身体の震えや心拍が早まるのを抑えることはできますか?

A5.リーゼは抗不安薬の一種です。服用することで、まずは精神的な不安を落ち着かせる役割があります。その際、気持ちが
落ち着くことで身体の反応(震えや心拍)が治まることがあります。しかし、リーゼは震えなど身体的な症状に直接効果が
ある薬ではありませんので、症状が治まらないこともあります。

服用しても身体的な反応が治まらず気になる場合は、医師に相談してみてください。別の薬に変えるか、併用して
服用することで治まる可能性があります。

薬とは、あくまでも一時的な治療法

リーゼがあがり症に一定の効果があること、また薬を用いてあがり症を改善できる人もいるという点は、伝わったかと思います。
特にリーゼは、その即効性と副作用の少なさ、効果のやさしさから、あがり症の治療に多く処方されています。

薬を飲むことで、あがりの症状が良くなり、自信をつけることができたら嬉しいですよね。
薬は、使い方を間違えると毒になりますが、上手に付き合っていければとても良いものです。
ぜひ医師のアドバイスのもと、服用してあがり症の克服に役立ててほしいです。

しかし、こんな薬にも、あがり症の克服には一つ注意点があります。それは、薬では「根本的」にあがり症を
改善することが非常に難しいということです。

確かに、リーゼを服用することで、緊張する場面で身体的、または精神的な症状を抑えることはできます。
しかし、使い続けると薬の力がなくては乗り切れなくなってしまう「依存」に移ってしまう可能性もありますよね。

本当にあがり症を克服したいなら、大事なのは薬に頼ることではなく、自分の力で不安に打ち勝つ力を
身に着ける事ではないかと思います。

私は、リーゼという薬を知り、最初はあがり症に効果的だという印象を受けました。しかし、調べていくうちに
リーゼの効果は一時的であり、根本的な治療にはならないと強く感じました。

そこで、リーゼを服用せず、自分で納得のいく方法を探すことにしました。あがり症に関する書籍や講演を受け、
様々な情報を収集しました。その中で、私はついに出会ったんです。「根本的に」あがり症を改善する方法に。

それは、ある教材との出会いでした。この教材が他の書籍と大きく異なったのは、ずばり「あがり症の改善に向けて、
具体的に実践すること」が書かれてあったんです。

それまでの書籍や講演でも、あがり症の改善にすべき行動を教えてくれることもありました。しかし、そのどれもが
「がんばれ!」「場に慣れろ!」という精神論や苦痛でしかない行動ばかりで、なかなか実行できなかったんですよね。

しかし、教材では、ステップを踏んで実践すべきことが、非常に分かりやすく書かれていました。しかも、実践しやすい
ことばかりなので、私でも簡単にできたんです。
この教材のおかげで、私はあがり症を克服することができました。

もし、根本からあがり症を改善したい!と悩んでいる人がいれば、私はこの教材をおススメします。
この教材のおかげで、今となっては大勢の前でのスピーチも震えや発汗もなく、堂々と行うことができます。
ぜひ悩んでいる人はチェックしてみてくださいね。

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